原山NEWS
2.202017
KHK 小原歯車工業株式会社の社内勉強会をしました。
歯車メーカーの小原歯車工業株式会社の社内勉強会をしました。新入社員用に入門編、基礎編から入りました。歯車の歴史は紀元前350年(約2300年前)に使われた事がアリストテレスの文献に残されています。日本では江戸時代に、製粉用の動力源に、水車が使われたりしていました。欅や樫などの木で作った歯車が、使われていました。平歯車、はすば歯車(ヘリカルギア)かさ歯車(マイタギア)ラックギアなど色々な種類があり、それぞれの用途で使われています。弊社ではお客様のご要望に合わせたギアを製作させていただいています。既に機械メーカーがなくなってしまい、ギアの修理部品がないとか、現状の歯車よりも強くしたいとか、材質を変えて欲しいとか、対応いたします。歯車の歯が欠けてしまって分からない場合は①歯車の歯数を数える。②現品のボスなどメーカーの刻印の有無を確認する。③歯先部の外径をを測定する。④歯形サイズ(モジュール)を計算する。⑤ピッチゲージで傾き角度を測定する。⑥上記で合わない場合は転位が施されている可能性があります。或いはインチサイズが使われている可能性があります。以上のチェックをさせて頂き、歯車を製作します。